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戦後の「子供から大人へ」の移行過程全体の変化 高度成長期〜進学率上昇=青年期の「学校化」 青年期後半の「企業社会化」、両者をつなげる「新規学卒就職慣行」 在学中は、もっぱら、学校が保護・監督し、卒業後は企業の広義の労務管理と教育・訓練が生活の大半を包摂する。 現在的問題「揺らぐ労働と生活」 @生活全体の不安定さと格差化。 *フリーター化は」、親の学歴や社会階層との相関が高く、社会的格差の世代をこえた拡大再生産の進行が今後も続く。 A非正規雇用層の職業技能形成。「日本的雇用」での 、長期雇用を前提とした技能形成(つまり、基幹的正規従業員の採用では、特定の職業的技能、知識・経験ではなく、訓練可能性の一般的学力と潜在的資質を要求)→即戦力、社内訓練の縮小。 フリーターなどの非正規雇用層の企業評価の低さ→悪循環。雇用保険無資格者への公的職業訓練の弱さ、失業手当の未整備。日本社会の技能蓄積の低下 B新規学卒就職〜中心は学校の指導、支援+職安の間接支援。 Cしかし、大量の無就職者時代。無権利状態で放置される、若年労働力の不安定の存在〜卒業移行の、公的就職指導、支援を、親まかせでいいのか? 結果的に、大量の年金無資格者の生成と「大失業時代」の親も含めた家庭の崩壊。 D引きこもり、居場所、挫折感、過剰な自己責任意識。自立へ向かう地域の支援つくり。 E若年層の「職業選択意識」ではなく、大規模な社会構造的変化 魚屋の職業訓練、畳屋の職業訓練、自立するための50代からの職業訓練の仕組みもほしい。 すでに農文協「定年帰農」〜生き生きと地域社会と年金+農業生産=80歳の農業生活まで、イメージされている。 雇用動向調査 http://www.mhlw.go.jp/toukei/itiran/roudou/koyou/doukou-01.html 労働力特別調査 http://www.stat.go.jp/data/routoku/ |